普段生活をしているフィラデルフィアを離れ、マサチューセッツまで久保さんとJon Goodmanのワークショップを受けにきた。オルタナビト第一回目の取材が、写真のプロセスの中でも写真から最も離れているphotogravureで あるというのは,このサイトを始めるにはいいテーマな気がする。
前々から思っていたことだが、写真を作っている人達は printmakingいわゆる版画などをやっている人に比べて「プリントの存在感 」という部分にはそれほど重きを置かないで作品を作ってきたように思う。イメージを作 る事が写真家の仕事とされているので、実際の媒体がどのような物であれ写真は写真とされてきた所に理由があるのであろう。
プリントをするということと写真を撮るということは全く違う種類の作業である。実際プリントをすることにあまり興味がなかったり、暗室に入るのが嫌 いな写真家も多くいるだろう。そしてインターネットで写真を見ることがここまで日常化した昨今では、プリントをしない人が増えてきているのもその理由の表 れではないかと思う。
もちろん、必ずしも写真=プリントと決めなくても良い自由さがあるのが写真の持つ魅力でもある。歴史的にみても、画像を定着するというテクノロジー の解決策が紙を使い薬品を使うという方法であったということを考えると、他の方法も可能であればそれはそれでよしとすべきなのであろう。例えそれがコン ピューターのスクリーンであったり、LEDでできたビルボードであってもだ。
だからこそ今写真をプリントという視点から見ることは面白いと思う。今までは必要な人も必要でない人もプリントを余儀なくされてきたのだが、今では それがはっきりと分かれる様になったのではないか?今こそ必要なプリントとはどんなものか、そしてプリントを作る意味などを考えるには絶好の機会であると 思いこのオルタナビトのサイトを始めた。
そういう意味で今回のphotogravureは写真のプロセスの中でもプリントということを限りなく意識させてくれるプロセスであり、実際に体験 してみることでどんな刺激をもたらすか楽しみである。
つよし 17 June 2010 Northampton MA
いよいよJon Goodmanのフォトグラビュールのワークショップが始まる。今まで経験したことの無いインクを使用してのプリント作りの可能性と限界。その両方を見極めることによってこれからのプリンター活動のひとつの指針にしたい。自分にとって銀塩やプラチナプリントがそうであったようにフォトグラビュールにおいても目指すはモノとして存在感あるプリント作りだ。と同時に他のジャンルの人達、例えば 製紙、製本、活版印刷、装幀、箱もの などの制作に携わっている人達との共同作業によって1つのかたちあるものを作り出す愉しみを感ずることが出来るのではないかと秘かに期待している。フォトグラビュールは本来インクを使用した印刷である。ということはある程度まとまった部数を刷れるということだ。その特徴を生かして少部数のポートフォリオ,写真集作りにもトライしてみたい。夢は大きく広がるが取り敢えずはまず明日から始まるプリント作りに熱中してみよう。ハードルは高いかもしれないが目指す方向に向かって新たな挑戦が始まる。
久保元幸 17 June 2010 Northampton MA
Jon Goodmanの作品
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Jon Goodmanとのワークショップ: Day 1
普段生活をしているフィラデルフィアを離れ、マサチューセッツまで久保さんとJon Goodmanのワークショップを受けにきた。オルタナビト第一回目の取材が、写真のプロセスの中でも写真から最も離れているphotogravureで あるというのは,このサイトを始めるにはいいテーマな気がする。
前々から思っていたことだが、写真を作っている人達は printmakingいわゆる版画などをやっている人に比べて「プリントの存在感 」という部分にはそれほど重きを置かないで作品を作ってきたように思う。イメージを作 る事が写真家の仕事とされているので、実際の媒体がどのような物であれ写真は写真とされてきた所に理由があるのであろう。
プリントをするということと写真を撮るということは全く違う種類の作業である。実際プリントをすることにあまり興味がなかったり、暗室に入るのが嫌 いな写真家も多くいるだろう。そしてインターネットで写真を見ることがここまで日常化した昨今では、プリントをしない人が増えてきているのもその理由の表 れではないかと思う。
もちろん、必ずしも写真=プリントと決めなくても良い自由さがあるのが写真の持つ魅力でもある。歴史的にみても、画像を定着するというテクノロジー の解決策が紙を使い薬品を使うという方法であったということを考えると、他の方法も可能であればそれはそれでよしとすべきなのであろう。例えそれがコン ピューターのスクリーンであったり、LEDでできたビルボードであってもだ。
だからこそ今写真をプリントという視点から見ることは面白いと思う。今までは必要な人も必要でない人もプリントを余儀なくされてきたのだが、今では それがはっきりと分かれる様になったのではないか?今こそ必要なプリントとはどんなものか、そしてプリントを作る意味などを考えるには絶好の機会であると 思いこのオルタナビトのサイトを始めた。
そういう意味で今回のphotogravureは写真のプロセスの中でもプリントということを限りなく意識させてくれるプロセスであり、実際に体験 してみることでどんな刺激をもたらすか楽しみである。
つよし
17 June 2010 Northampton MA
いよいよJon Goodmanのフォトグラビュールのワークショップが始まる。今まで経験したことの無いインクを使用してのプリント作りの可能性と限界。その両方を見極めることによってこれからのプリンター活動のひとつの指針にしたい。自分にとって銀塩やプラチナプリントがそうであったようにフォトグラビュールにおいても目指すはモノとして存在感あるプリント作りだ。と同時に他のジャンルの人達、例えば 製紙、製本、活版印刷、装幀、箱もの などの制作に携わっている人達との共同作業によって1つのかたちあるものを作り出す愉しみを感ずることが出来るのではないかと秘かに期待している。フォトグラビュールは本来インクを使用した印刷である。ということはある程度まとまった部数を刷れるということだ。その特徴を生かして少部数のポートフォリオ,写真集作りにもトライしてみたい。夢は大きく広がるが取り敢えずはまず明日から始まるプリント作りに熱中してみよう。ハードルは高いかもしれないが目指す方向に向かって新たな挑戦が始まる。
久保元幸
17 June 2010 Northampton MA
Jon Goodmanの作品